[長崎・南島原市]スポーツの秋 マラソン大会も活況 (2017/11/10 マイ広報紙)
この記事は「広報南島原 平成29年11月号『第11回 南島原市口加駅伝競走大会 参加チーム募集』」を紹介し、コメントしたものです。
自治体の広報紙のイベント情報の欄には、マラソン大会関係のものが数多く見られることは、以前このピックアップ広報でも指摘したことがあります。全国各地で、様々な時期にマラソン大会が実施されているのです。11月8日のNHK「クローズアップ現代」でも各地で実施されるマラソン大会が取り上げられていました。
マラソン大会は大きなイベントになりますので、広報紙を使った告知にも力が入ります。なかでも、今回取り上げる長崎県南島原市は大変興味深いことを行っています。広報紙上で、姉妹町である鹿児島県与論町の「第27回ヨロンマラソン大会」に関する記事が掲載されているのです。
記事では、「第27回ヨロンマラソン大会」に南島原市から選手団を派遣するため、その募集を行っています。募集人員は6名で、遠征にあたっての費用の一部が市の補助金によって賄われます。マラソン大会を通じて、姉妹都市同士の市民の交流が図られていると言えるでしょう。
南島原市の広報紙11月号には、「第11回 南島原市口加駅伝競走大会 参加チーム募集」という記事も掲載されています。こちらは南島原市内で実施されるイベントです。こちら、参加資格は、「参加資格:小学4年生以上で健康な人(ただし、小学生は市内在住者とする)」となっているので、市外在住者でも参加が可能のようです。
マラソン大会の増加によって参加者に偏りが生じてしまうといった課題も指摘されるようになっているようですが、そのような大会を通じて、様々な地域において人的な交流が活発化すれば、それは素晴らしいことだと思います。
- [著者]東京工業大学環境・社会理工学院研究員/東京大学大学院情報学環客員研究員 本田正美
- [参考]広報南島原 平成29年11月号
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