[埼玉県]今年の夏休みには自由研究の“研究方法”を学んでみよう! (2017/7/25 金井茂樹)
この記事は「埼玉県広報情報(2017年7月1日~7月15日公開)『自由研究相談窓口「調べてわかる埼玉(さきたま)古墳群」』」を紹介し、コメントしたものです。
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待ちに待った夏休みが始まりました。子どもたちは毎日のように遊びに出ていると思いますが、宿題もたくさん出ていることでしょう。とくに自由研究は“一体何をやったらいいの?”と親子で悩んでいるかもしれません。そのようなときに役立つのが自治体広報紙です。この時期、夏休みの自由研究に役立つイベントや教室の情報がたくさん掲載されています。
今回は、そのなかから埼玉県広報情報(2017年7月1日~7月15日公開)の“自由研究相談窓口「調べてわかる埼玉(さきたま)古墳群」”を取りあげます。この記事は、埼玉県立「さきたま史跡の博物館」の職員が、子どもたちに夏休みの自由研究内容を提案するとともに、分かりやすく研究方法を紹介するというものです。“参加すれば夏休みの自由研究が完成”というものではなく、あくまでも“研究の方法”を教えてくれるイベントのようです。数あるイベントのなかでも、かなりハードルが高くみえますが、職員が作成した作品例も展示されるようなので、研究成果はイメージしやすそうです。研究方法を教えてくれるので、何か研究テーマを持てれば、小学生を通じた自由研究のテーマにすることも可能かもしれません。小学生とはいえ、ひとつのテーマを継続的に研究した成果は、きっと素晴らしいものになると思います。今回の対象は「小学生と保護者」だそうなので、保護者の方も研究方法を習えるチャンスです。
自治体広報紙に掲載されている自由研究に関する記事のなかには、“研究とは何か”を、きちんと教えてくれるものもあります。話は少々難しくても、その経験はきっと子どもたちに何かを残してくれると思います。
なお、今回、埼玉県立さきたま史跡の博物館のホームページを見て、国宝の「鉄剣」を展示されていることを知り、ぜひ見学したくなりました。
☆埼玉県立さきたま史跡の博物館ホームページはこちらです。
- [筆者]「自治体広報広聴研究所」代表、公共コミュニケーション学会会員、元自治体職員、東京都在住 金井茂樹
- [参考]埼玉県広報情報(2017年7月1日~7月15日公開)