［東京・八王子市］事故・犯罪ゼロ作戦。地域の力が子どもを守る！ （2017/7/18 金井茂樹）
この記事は「広報はちおうじ 平成29年7月15日号『子どもを取り巻く事故・犯罪ゼロ作戦 見守り活動にご協力を』」を紹介し、コメントしたものです。
いよいよ夏休みが始まります。子どもたちが家の外に出る機会がとても多くなります。レジャーや旅行先での山や水の事故ばかりでなく、日常生活での交通事故、猛暑による熱中症にも最大限の注意が必要です。この時期、広報紙にも事故・犯罪への注意喚起の記事が多く掲載されています。
今回は、そのなかから東京都八王子市の「広報はちおうじ」平成29年7月15日号の「子どもを取り巻く事故・犯罪ゼロ作戦 見守り活動にご協力を」を取りあげます。この記事では、“防げる被害を未然に防ぐ”を合言葉に、八王子市の職員が公私に関わらず外出する際に子どもを見守るという活動を行うことが紹介されています。具体的には、「あいさつをする」「子どもの遊び場に危険がないか目を向ける」「不審者がいないか目を向ける」「不審者がいたらすぐに110番通報する」といった活動です。私たちは、子どもを見守ることの重要性を理解はしていますが、具体的な実践がなかなかできません。八王子市職員が率先して地域の「目」となる活動は私たちのモデルとなり、その取り組みは地域に広がっていくものと期待されます。
もちろん、子どもたちを守るためには、地域の「目」以上に、家庭の指導が大切です。子どもたちには、交通ルールを守ること、危険な場所には近づかないこと、危ないと思った時には逃げることなどをきちんと教えましょう。夏休みは、子どもたちは気が緩みがちです。保護者は普段以上に子どもの行動に気を付ける必要があります。
☆東京都八王子市の観光情報
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- ［筆者］「自治体広報広聴研究所」代表、公共コミュニケーション学会会員、元自治体職員、東京都在住 金井茂樹
- ［参考］広報はちおうじ 平成29年7月15日号
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