[北海道・平取町]【働く女性の注目記事】年を取るのも悪くない!シニアでも仲間と新たな学びに挑戦 (2017/7/5 田窪 綾)
この記事は「広報びらとり 2017年6月号『岩知志パソコンクラブ~楽しくて5年間があっという間~』」を紹介し、コメントしたものです。
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新社会人が入社してからおよそ3ヶ月。スマートフォンの普及により、会社でパソコンが使えない若者が多いという話をよく聞きます。そんな時、マイ広報紙でこうした記事を見つけました。「若者ならパソコンが使えて当たり前」、また「中高年はインターネットにうとい」という認識はもう古いのかもしれません。
北海道平取町岩知志地区では、光回線をきっかけに「パソコンクラブ」を開設しました。会員生徒の多くはシニア世代。地域おこし協力隊の方が先生役をつとめ、週に一度インターネットやメールの使い方から教えています。初めはおっかなびっくり操作をしていたみなさんも、開設から5年が経った今ではiPad片手にクラブに通い、メッセンジャーを使って友人と会話をしたり、エンディングノートを作成したりと、ITを身近なものとして生活に取り入れています。
アットホームな雰囲気のなか、「覚えは悪いけれど、先生に同じところを教えてもらうのが申し訳ないから頑張って復習している」というシニアの声が印象的でした。難しいけれど使いこなせるようになりたいという思いと、同じような仲間がたくさんいるという環境が、長く楽しく学べる秘訣なのかもしれませんね。シニア世代は車の運転が難しくなると日々の買い物にも困ることがありますが、インターネットが使えれば指先1本で注文ができ、遠くに住む子供や孫ともやり取りができるなどメリットは多数あります。
新たな学びを得るだけでなく、交流の場にもなっているパソコンクラブ。生徒の高齢化に伴い、クラブまで通う足の確保が目下の課題ということですが、「年を取るのも楽しそう」と感じた記事でした。ぜひ長く続けていってほしいものです。
- [参考]広報びらとり 2017年6月号
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