[鹿児島・志布志市]志布志市が取り組む「ブランドづくり」を紹介します!こころざしブランド通信 (2016/4/22 本田正美)
この記事は「市報しぶし 平成28年4月号『志布志市が取り組む「ブランドづくり」を紹介します!こころざしブランド通信』」を紹介し、コメントしたものです。
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「志布志市志布志町志布志」
一度は機会があれば取り上げたいと思っていた鹿児島県志布志市。
そう、地名マニアは誰もが知る、「志布志市志布志町志布志」がある市です。
「志布志市志布志町」までは志布志市の広報紙の紙面にも登場するのですが、志布志三連続が登場することはあまり多くありません。
そのような中、市報しぶし 平成28年4月号には、「志布志市志布志町志布志二丁目商店街」という単語で登場しています。
記事自体は、『志布志プロモーションCM』シリーズ第三弾に関するもの。
「志布志市志布志町志布志二丁目商店街で地元女性グループが地場産品を販売する「げんき市」が、コラボレーションした元気あふれる内容で構成されている。」と書かれています。
ここで、ふと思います。
志布志市のプロモーションなら、「志布志市志布志町志布志」を前面に出した方が良いのではないか、と。
志布志市の方には日頃から目にする地名で、特に新鮮でもなく、目を引くこともないのかもしれませんが、そうではない人が見れば、ほぼ間違いなく二度見する地名「志布志市志布志町志布志」。
ネット上には、「志布志市志布志町志布志の志布志市役所志布志支所」の看板の写真まであって、いわく「ゲシュタルト崩壊」と評されています。
志布志市の情報発信プラットホーム「シシガーデン」では、多数の映像が公開されており、そのどれもから志布志市の素晴らしさは伝わってくるのですが、印象にあまり残りません。プロモーションはゲシュタルト崩壊をモチーフに作成すれば印象にも残るのに、と。
- [著者]島根大学研究機構戦略的研究推進センター特任助教、東京大学大学院情報学環交流研究員 本田正美
- [参考]市報しぶし 平成28年4月号