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[福岡・田川市]海外旅行、留学…家族の不安にも応える「たびレジ」&「ORRnet」 (2016/3/21 あんびるえつこ)

この記事は「広報たがわ 平成28年3月15日号『「たびレジ」&「ORRnet」』」を紹介し、コメントしたものです。

◇        ◇

広報紙に掲載されていた、ほんの1行の情報でとても助かった…という経験、実は私にはよくあります。紙面のスペースは限られているので、簡単に書かれているだけなのですが、夜間診療対応病院など、まさに命にかかわるようなことを教わったこともあります。

今回、『広報たがわ』にも、そんな記事がありました。「たびレジ」&「ORRnet」という記事。これは何?と思って目を通すと、海外渡航者向けの情報システムへの登録を促すものでした。

「たびレジ」は、3か月未満の渡航者向けのシステムで、事前に登録しておくと、旅行先在外公館の連絡先や旅行先国の安全情報などが見られるほか、登録したメールアドレスに緊急一斉通報や新海外安全情報メールが届くというもの。旅行先の国・地域で緊急事態が発生した時には、登録した電話番号や宿泊先を基に、緊急時の連絡もしてくれます。また、3か月以上の滞在には「ORRnet」というシステムが用意されています。

我が家の息子も今春、大学に入学。そうなると、旅行や留学などで海外に行く機会もあるでしょう。しかしここのところ世界各地でテロや災害などが多発していますから、もしもの時、きちんとした情報を得て行動できるのか、親としては不安でもありました。そんな不安を解消してくれる、このようなシステムがあったとは…。「たびレジ」は、家族のアドレスも同時に登録できるそうなので、海外にいる子どもと同じ情報を共有することができ、不安も和らぎそうです。

この「たびレジ」は、外務省が行っているサービスなのですが、地域の広報紙に告知が掲載されることもあるのですね。外務省は旅行会社のデータを連携するためのインターフェイスを開設していますし、旅行会社も旅行契約時に案内したり、また配付資料にQRコードを印刷して配布したりしているようですが、国からの情報というのは、なかなか私たちに伝わってこないもの。このように1行でも身近な広報紙で告知してもらえると、サイトで検索して詳細を調べることもできますから助かります。

ところで『広報たがわ』を発行している田川市は、福岡空港へも新北九州空港へも一時間前後…という海外に旅立つのに便利な立地。なるほど、住民の立場に立った情報のセレクトだったのか…と勝手に納得してしまいました。

  • [筆者]「子供のお金教育を考える会」代表、文部科学省消費者教育アドバイザー、神奈川県消費生活審議会委員、経済教育学会理事 あんびるえつこ
  • [参考]広報たがわ 平成28年3月15日号

提供:マイ広報紙

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