[神奈川・愛川町]【働く女性の注目記事】ママへの依存度が高い家庭ほど、パパの意識革命が必要不可欠! (2016/2/24 森山まなみ)
この記事は「広報あいかわ お茶の間通信 平成28年2月15日号『パパの働き方革命 ワークライフマネジメント実践講座』」を紹介し、コメントしたものです。
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ついママ向けのイベントに目が行きがちですが、素晴らしいパパのための講座を「広報あいかわ」で見つけました。それは、「パパの働き方革命 ワークライフマネジメント実践講座」です。
働く女性、特に仕事と子育てを両立しているワーキングママの「ワークライフバランス」はこれまでさんざん言われてきました。そして、ママたちは仕事に育児に家事にと本当に頑張っています。
「それが母性というもの」「母親だから当然」「働く母親はしかるべき」という世間の無言の圧力で、ママだけに全てを押しつけてきたのが日本社会です。
個人的な経験から言えば、自分でも「母親なんだから」と頑張らざるをえない立場を疑わず、頑張って、頑張って、毎日くたくたになりながら仕事と育児をこなしていました。会社帰りに毎日のように点滴を打ちに行って、やっと動けるという状態の時もありました。
パパの方も激務で、会社に泊まる日もあったほどです。でも、そんな生活が続くわけもなく、限界を迎え…。先にギブアップしたのはパパでした。少し精神的にやられてしまったこともあり、仕事を辞めて主夫(イクメン)に!1年ほどの休職の後、仕事に復帰しましたが、今は家事・育児もかなりこなしてくれています。
共働き家庭においては、パパのより一層の協力が不可欠です。家事と育児をママだけに押しつけるのはもう止めましょう。もし、ママがダウンしたら…?と考えたことはありますか?ママへの依存度が高ければ高いほど、家庭崩壊の危険大!です。
パパたちは働き方を変えるだけじゃなく、意識そのものから変えていく必要があると思います。でも、それはきっとパパたちだけの努力では難しく、解決・実現にむけては会社全体で労働環境などを考えていかなくてはなりません。
男女平等、共同参画などと言われてはいるものの、日本はまだまだ男社会です。なので、働くママやイクメン社員への理解は、当事者のパパたちはもちろん、全ての男性の意識を変えないと解決できない問題ではないでしょうか。
ワークもライフも充実させるべく、パパたちは限られた時間で生産性を上げる働き方を見つけ、家事や育児も進んでサポートしてほしいです。それこそ「革命」となるくらい劇的に!