[茨城・水戸市]苦労の入園グッズも手に入る!? ローカル情報こそインターネットで (2016/1/18 あんびるえつこ)
この記事は「広報みと 平成28年1月15日号『就学児向けバッグ・ 巾着を販売します』」を紹介し、コメントしたものです。
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春が待ち遠しい季節。特に入園を控えた小さなお子さんがいらっしゃる家庭では、入園を心待ちにしているのではないでしょうか。
そんな期待の反面、ある調査では「入園前に大変だったことがあるかどうか」という問いに8割超える保護者が大変だったと答えたそう。中でも、圧倒的に多かったのが「布小物の準備」が大変だったという声。園側から手作りを推奨される場合もあり、わざわざミシンを購入する人もいるくらい。私は裁縫が大の苦手なので、これは大きなハードルでした。結局、母が救いの手を差し伸べてくれて事なきを得ましたが…。
そこで気になったのが、広報みと 平成28年1月15日号「就学児向けバッグ・巾着を販売します」の記事。身体障がい者就労支援施設「のぞみ」で、縫製品を作って販売しているのだとか。価格もキルティングバッグ(ファスナー、肩ひも付)が2500円、上履き入れは450円、体操服入れは500円…とリーズナブル。近くの保護者の方は、大いに助かりますね。
実は、私の名刺も、娘の卒園の謝恩会で配ったお菓子も、障がい者就労施設で作っていただいたものです。こうした施設では、いろいろなものを製作、販売されているのですが、なかなか知られていません。障がい者の方々の就労問題に貢献できるだけでなく、心のこもった手作りの品も手に入れられるのですから、ぜひ共有したい地域の情報です。
こうしたニュースも掲載されている掲載紙ですが、必要な時にどこかに紛れてしまって見つからないことが多いのも事実。今回、私が「のぞみ」で縫製品を販売しているといったニュースを発見したように、インターネットで簡単に検索できると忙しいママも助かります。
総務省の「平成24年版 情報通信白書」によると、「地域ニュース」を「行政機関・企業サイト」で得ると回答した人は、わずか1.0%…。忙しいママこそ、ネット検索できる広報紙は強い味方。若いママに教えてあげたいと思います。
- [筆者]「子供のお金教育を考える会」代表、文部科学省消費者教育アドバイザー、神奈川県消費生活審議会委員、経済教育学会理事 あんびるえつこ
- [参考]広報みと 平成28年1月15日号