大晦日も間近!年越しイベント関連で実践できる防犯対策5選 (2018/12/18 「Moly.jp」編集部)
大晦日は各地で楽しい年越しイベントが開催されます。
カウントダウンパーティーや年越しライブ、花火大会、伝統的な行事では除夜の鐘を聞いたり、初詣に出かけるなど大晦日や新年ならではのイベントが盛りだくさんです。
そんな大晦日のイベントで痴漢や盗撮、スリなどの犯罪被害に遭うなら、新鮮な気分で新年を迎えようという気持ちが台無しになってしまいます。
大晦日のイベントで被害に遭わないための注意ポイント5つ
- 人ごみを利用した痴漢に注意
- 公衆トイレなどでの盗撮に注意
- スリや置き引きに注意
- SNSの投稿に注意
- 帰宅方法に注意
人ごみを利用した痴漢に注意
夏祭りやハロウィンなどで人がたくさん集まる場所に必ず出没するのが痴漢です。大晦日の年越しイベントも例外ではありません。
人が大勢集まる大晦日のイベントでは、人ごみを利用して女性に近づくことができ、犯行後も人ごみを利用して逃亡できるという理由から痴漢行為が増加します。
さらに、イベントでテンションが上がっている、お酒をすでに飲んでいるなどの理由で気持ちが大胆になり、痴漢常習者ではない人が女性に抱きつく、触れるなどの行為に走るケースもあります。
大晦日のイベントは、夏のイベントと違い薄着で外出するわけではありませんが、痴漢の被害に遭う可能性があります。それで男性のパートナーや複数の友だちと行動する、防犯ブザーを携帯するなどの方法で痴漢対策ができます。
公衆トイレなどでの盗撮行為
大晦日のイベント会場などでの起こる犯罪のひとつに盗撮があります。
例えば、公衆トイレに盗撮用カメラが設置されている、花火やイルミネーション、ライブに集中しているスキにスカートの中などをスマホで盗撮されるなどです。
公衆トイレでは入室してから、不審な物が置かれていないか確認できます。またイベントに集中せずにスマホを不審な仕方で操作している人物が周囲にいないかどうかにも注意できます。
スリや置き引きに注意
大晦日のイベントではスリや置き引き、ひったくりなどの被害も生じます。
写真や動画をスマホで撮影するのに集中していて、カバンの中の財布をすられる、置きっぱなしにしていたカバンを中身ごと置き引きされる、人ごみに紛れて近づきカバンをひったくられるといったケースがあります。
大晦日のイベントでテンションが上がっている、すでにお酒を飲んでいるなどの理由で、防犯に対する意識が薄らいでいる状況なら、こうした犯罪の被害に遭う確率も高くなります。
スマホで写真や動画を撮影するときにも、カバンは持っておくようにする、もしくはパートナーや友だちに預けることでスリや置き引きの被害から身を守れます。
SNSの投稿に注意
ストーカーや家宅侵入犯、空き巣は、SNSでの投稿から個人情報を入手します。
大晦日のイベントに参加する前に、何時からどこのイベントに参加すると投稿するなら、その時間には家にいないことが明らかになります。また、イベントの最中にリアルタイムで大晦日のイベントの写真や動画をアップしたりするなら、現時点で家にいないことを公表していることになります。
SNSのプライバシー設定などを利用し、特定の人だけが自分の投稿した写真や動画を閲覧できるようにする、家に帰宅してから大晦日イベントの様子をアップするなどの簡単な方法で、こうした犯罪から自分を守ることができます。
帰宅方法に注意
大晦日のイベントでは必然的に帰宅時間が遅くなります。
イベントからの帰宅の最中に痴漢や強盗などの被害に遭う可能性もあります。
大晦日のイベント会場や初詣で賑わう神社の近くの駅などでは、公共の交通機関が「終夜運転」で大晦日の深夜から元旦の早朝まで臨時ダイヤを運行しています。そうした公共機関を利用して安全に帰宅することができます。
また可能ならパートナーや友だちに家まで送ってもらうことができるでしょう。
まとめ
大晦日の年越しイベントという盛り上がる機会を利用し、悪質な犯罪者が、痴漢・盗撮・スリなどを行おうとスキを狙っています。
- パートナーや複数の友だちを行動する
- 公衆トイレでは入室してから周囲に注意する
- スマホに集中してカバンを置き忘れたりしない
- SNSで現在の状況をリアルタイムでアップしない
- 公共の交通機関を利用して帰宅する
こうした簡単かつ実際的な方法で、防犯対策を講じ、なおかつ大晦日のカウントダウンイベントや初詣などを楽しめます。新しい年も皆様が安全無事で過ごせますように。
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