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Airbnbを「出張対応」をして稼働率を上げよう (2016/11/13 Airstair

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Airbnbは、個人宅の空き部屋などを貸し出す人と旅行者をつなぐマッチングサービスだ。そのことから、Airbnbを宿泊先として利用するゲスト客層としてはレジャー客やファミリー客が多い。

そんな中で、今Airbnbが特に注目している利用客層が「出張客」だ。2015年7月20日に法人向けの出張支援プログラム「Airbnb for business」をスタート。

サービスを開始後には、24時間以内に500社以上の企業が同プログラムに登録するなど好調のスタートを切り、Airbnb出張プログラムは現在(2016年1月時点)、Google、Salesforce、Vox MediaやSixt Rental Carなどを含む数千社の企業によって、社員出張の際に利用されている。

出張支援プログラム「Airbnb for business」出張支援プログラム「Airbnb for business」は、予約プロセスの調整や経費精算の合理化を可能にする法人向けソリューションだ。

本プログラムにて法人登録を行うと、出張管理マネージャは、会社の出張管理が簡単にできる専用の「出張管理用ダッシュボード」にアクセスし、このダッシュボードから社員の現在・今後の出張、旅程表、総経費など必要な情報を確認できるようになる。

また出張者は、出張対応の物件の中からお気に入りの滞在先を探すことができ、予約の際に「これは出張です」という項目にチェックを入れるだけで手軽に経費報告できるメリットがある。

リスティングの出張対応で稼働率アップ

Airbnbの出張支援プログラム「Airbnb for business」で、出張客は「出張対応」物件の中からお気に入りの滞在先を探していく。

勘の良い方はお気づきのことかと思うが、Airbnbホストでお部屋の稼働率をさらに上げたいとお考えであれば、リスティングの「出張対応」認定の取得が必須と言える。

まだ「出張対応」の認定を取得している物件は少なく、早めに設定を行うことで稼働率を上げることが可能だ。

「出張対応」の認定を取得するためにはAirbnbが指定する条件をすべてクリアする必要がある。「出張対応」認定を獲得するためには、「まるまる貸切」で、「家、アパート、B&B、タウンハウス、ロフト、コンドミニアム」のいずれかの物件タイプである必要がある。

また屋内は「禁煙」で同居のペットがいないことが絶対条件だ。他にも以下の条件をすべてクリアする必要がある。

◆アメニティ・設備

出張対応のリスティングにするために必須のアメニティ一覧。

  1. ワイヤレスインターネット接続
  2. ノートパソコン使用に適した仕事スペース
  3. セルフチェックイン
  4. 煙感知器※
  5. 一酸化炭素検知器※
  6. 生活必需品(トイレットペーパー、清潔なタオル、洗いたてのシーツ)
  7. アイロン
  8. ハンガー
  9. ヘアドライヤー
  10. シャンプー

※「煙・一酸化炭素探知器」をAirbnbで購入することが可能です。
詳細:https://www.airbnb.jp/home-safety

◆レビュー・返答率

「出張対応」のリスティングにはレビューが最低3件必要。さらいに「総合評価」と「清潔さ」および「正確さ」カテゴリの評価の60%以上が5つ星でなければならない。
ホストは過去1年間に受けた予約リクエストのうち90%以上に24時間以内に返答していなければならない。

◆キャンセル

「出張対応」のホストには7日前キャンセルのコミットメントも課される。チェックインまで7日を切って予約をキャンセルした場合、その解約日から起算して1年間そのリスティングは「出張対応」認定資格を失う。

以上の条件を満たしたお部屋になることで初めて「出張対応」の認定を取得できる。条件は少し厳しいがぜひともチャレンジして「出張対応」の認定を獲得してみてはいかがだろうか?

出張者が求める基本のアメニティとサービスをご自身のリスティングが満たしているかはこちら(https://www.airbnb.jp/business-travel-ready)からご確認いただくことが可能です。

提供:Airstair

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