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都会では味わえない離島暮らしの魅力~メリット・デメリットは? (2016/5/30 nezas)

関連ワード : 移住 

 日本には、本土以外の有人島が418島あるのをご存じですか?自然に囲まれてのんびり過ごせる離島の暮らしに憧れを持つ人も多いのではないでしょうか。理想のスローライフを思い浮かべる一方で、実際に移住するとなると不安な点もいろいろと出てきます。

 今回は、都会に住んでいる人にはあまり知られていない、離島暮らしをする魅力やメリット・デメリットを紹介します。

離島

意外に知られていない「島」の定義

 島国である日本は、北海道、本州、四国、九州、沖縄島を一般的に本土と呼び、これ以外の島を離島として分類しています。日本には本土を除いて6,847島もの離島があるとされています。ちなみに国連海洋法条約では、自然に形成された陸地であること、水に囲まれていること、満潮時にも水面上にあることの3つを満たすものを「島」と定義しています。

 このうち、人が住んでいることを確認できている有人島は418島あります(2010年国勢調査)。有人島といってもさまざまなケースがあり、漁の時期に限定して定住がある離島や、国家公務員が交代で駐在するのみの島など、半定住になっている場合も存在します。有人島の数は、国勢調査や住民基本台帳の登録からカウントされています。

移住者の声からみえてくる離島暮らしのメリットとデメリット

 離島というと、真っ青な海や澄んだ空、自然と共存する田舎の風景を想像する人が多いことでしょう。実際、離島に移住した人からも、海や山に囲まれた自然豊かな生活に魅力を感じているという声が多くあがります。

 このほかにも、地域の人々との触れ合いに心が和むという声や、家族で過ごす時間が増えたなど、子供を育てる環境としてのメリットを感じている人も多いようです。また、マリンスポーツなどの趣味を楽しみながらセカンドライフを送るといった、都会の暮らしにはない魅力がいろいろとあげられています。

 一方で、離島ならではのデメリットがあることも否定できません。一般に、離島の物価は本土と比較して高い傾向にあります。これは輸送費がかかるためですが、トイレットペーパーや洗剤などの消耗品やガソリンなど、生活必需品の価格の高さに驚く人も少なくありません。また、公共交通機関が不足しているため、車がないと不便と感じるかもしれません。離島と本土との行き来は船か飛行機になりますが、本数は総じて少ないうえ天候に左右されます。思っている以上に生活費がかさむかもしれないということも念頭に置く必要があるのです。

「離島振興法」による国の取り組み

 日本に「離島振興法」が制定されたのは1953年です。以後、インフラ整備など離島が抱えるハンディキャップの改善をはかるための施策がとられてきました。現在は、ブロードバンド環境や公共交通機関のバリアフリー化などの整備が進んでいるほか、産業支援などソフト面における拡充も図られています。国と地域が協力して、よりよい島づくりを推し進めているのです。

都心にいながら離島の暮らしを知る方法

 移住を検討するときは実際に現地を訪れてみることが重要ですが、時間の調整が難しいという場合もあるでしょう。そんなときにおすすめしたいのが、毎年東京で開催されている島の情報発信イベント「アイランダー」です。1994年にスタートしたイベントで、全国の島々が一堂に会します。島の歴史や文化、農業や漁業といった魅力に触れられるほか、住宅や求人など生活面における具体的な相談ができるブースも設けられています。

 島の料理を楽しめるレストランに出かけてみるのもおすすめの方法です。神楽坂にある「離島キッチン」は、島根県の離島、海士町の観光協会が運営するお店で、島独自の自然が育んだ食文化や歴史を、料理を通して伝えるというのがコンセプトです。海士町の料理はもちろん、全国の島々を知ってほしいという思いから、さまざまな離島の料理を提供してくれます。

 いきなり離島暮らしは難しいと感じるかもしれませんが、離島での暮らしがどのようになっているのかを知ることから始めてみてはいかがでしょうか。

提供:nezas

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