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宜野湾市長選、現職の佐喜真氏が再選 2万7668票を獲得  ネット選挙ドットコム 2016年1月28日

関連ワード : 宜野湾市 市長選 沖縄 米軍基地 
普天間基地の移設計画をめぐる国と県の対立構図
米軍普天間基地がある沖縄県宜野湾市で24日、市長選が行われた。自民党と公明党が推薦する現職の佐喜真淳氏(51)が、翁長雄志知事が支援する志村恵一郎氏(63)を抑えて、2回目の当選を果たした。

開票の結果、佐喜真氏が2万7668票、志村氏は2万1811票を獲得。投票率は前回を4.82ポイント上回る68.72%だった。

今回の市長選は、普天間基地の名護市辺野古への移設計画をめぐる国と県の対立構図が持ち込まれた形となった。敗れた志村氏は、翁長知事のほかにも民主党沖縄県連や共産党、社民党、生活の党と山本太郎となかまたち、地域政党の沖縄社会大衆党からの支援を受けていた。

佐喜真氏は、政府が進める辺野古移設の是非にあえて触れず、地元のことを考えた市民第一とする施策が勝利につながったとみられる。

市民の暮らしや生活の安定・向上に向けた政策
同氏は公式サイトで、「市民の生命・財産を守る」「宜野湾市の自立」「常に市民の目線で」を政治理念として掲げ、「ディズニーリゾートの誘致実現」や「西普天間から国道58号線へのアクセス道路建設」ほか、経済の活性化や雇用の拡大、産業支援、さらには、教育環境の整備、福祉行政の充実など市民の暮らしや生活の安定・向上に向けた政策を発表している。

普天間基地に関しては、
普天間飛行場の固定化を許さず、危険性を除去するため5年以内の運用停止、一日も早い閉鎖、返還と基地負担軽減の実現に向けた取組み、米軍機の夜間及び早朝飛行停止への取組みを強力に推進する。(公式サイトより引用)

との指針だ。

自民党の茂木選対委員長は、普天間基地の移設計画について「基地の返還や移設に関しては、これまでの方針に従って作業を進め、沖縄の基地負担の軽減を図っていきたい」と語った。


▼外部リンク

佐喜真淳 公式サイト
http://sakima-atsushi.com/

宜野湾市 ホームページ
http://www.city.ginowan.okinawa.jp/
関連情報
選挙情報:宜野湾市長選挙(2016年1月24日投票)
1月24日投票の全国の選挙結果

提供:ネット選挙ドットコム

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