統一地方選、21日に知事選告示で幕開け 4月7日・21日投票 (2019/3/20 政治山)
今年4月、4年に一度の統一地方選挙が行われます。まず最初に、前半戦となる11道府県の知事選が3月21日に告示されます。
統一地方選は1947(昭和22)年4月、日本国憲法の施行を前に、沖縄などを除く全国の自治体で一斉に選挙を実施したことにより始まりました。今回が19回目となります。
通例では4月の第2と第4日曜日に投票が行われますが、2019年は5月1日に改元が控えていることから、都道府県と政令市の首長、議会議員選挙は第1日曜日の7日、政令市を除く市と区町村の首長、議会議員選挙は第3日曜日の21日に投票が行われることとなりました。
統一地方選の日程
前半戦 | |
---|---|
3/21(木) | 知事選告示 |
3/24(日) | 政令市長選告示 |
3/29(金) | 道府県・政令市の議員選告示 |
4/07(日) | 前半戦投票 |
後半戦 | |
---|---|
4/09(火) | 衆院補選告示 |
4/14(日) | 市区 首長選・議員選告示 |
4/16(火) | 町村 首長選・議員選告示 |
4/21(日) | 後半戦投票 |
4月7日投票の前半戦は、北海道、神奈川、福井、三重、大阪、奈良、鳥取、島根、徳島、福岡、大分の11の道府県で知事選が、札幌、相模原、静岡、浜松、大阪、広島の6市で市長選が行われます。議会議員選は岩手、宮城、福島、茨城、東京、沖縄を除く41道府県と、仙台、静岡、北九州を除く17の政令市で実施されます。
4月21日投票の後半戦は、首長選が214(83市11区94町26村)、議会議員選が690(294市20区289町87村)実施されます。前後半すべてを合わせると979選挙で、全国1788の地方自治体(選挙数は3576)に対する比率は27.4%となります(※)。
なお、後半戦の日程にあわせて、衆議院の大阪12区と沖縄3区の補欠選挙も行われます。
※自主解散した議会を追加しました(2019/3/29)。
- 関連記事
- 2019年統一地方選挙 実施一覧
- 統一地方選挙!良い候補者選び10の基準(前編)
- 日本版パリテ法成立、2019統一地方選で女性比率はどこまで上がるか
- 投票に行った後は音楽フェスへ!?「選挙×エンタメ」で若者たちが選挙の未来を変える
- 65%が『地方議員は何をしているかわからない』と回答―それでも選挙に行く理由