堺市長選は現新の一騎打ち、大阪都構想の行方は？ （2017/9/20 政治山）
任期満了に伴う堺市長選（大阪府）が10日告示され、地域政党「大阪維新の会」の新人で元大阪府議の永藤英機氏（41）と、3選を目指す無所属現職の竹山修身氏（67）＝自民、民進、社民、日本のこころ推薦＝の2人が立候補しました。
永藤氏は大阪府立大卒。株式会社オービックでシステムエンジニアとして勤務、2011年の大阪府議選（堺市堺区）で初当選し、2期目の途中で市長選立候補に向け辞職しました。今回の選挙戦では、大阪維新が掲げる大阪都構想は公約に盛り込まず、現在の堺市政は停滞しているとして「停滞か、成長か。」をスローガンに支持を訴えます。
○永藤氏のマニフェスト（PDF）
竹山氏は堺市出身、静岡大卒。大阪府に入庁後、商工労働部長、政策企画部長などを歴任。2009年堺市長選で初当選し、現在2期目です。前回の選挙に続き大阪維新が掲げる大阪都構想に反対、自らが掲げた「堺3つの挑戦（子育てのまち、歴史文化のまち、ものづくりのまち）」の取り組みによる2期8年の成果を強調します。
○竹山氏のマニフェスト（PDF）
前回（2013年）の市長選は、現職の竹山修身氏（63）、大阪維新の新人で元堺市議の西林克敏氏（43）の2人が立候補。竹山氏が19万8,431票を獲得して再選しました（党派と年齢は選挙時）。投票率は50.69%でした。
投票は24日で、即日開票されます。14日現在の選挙人名簿登録者数は69万5,662人（堺市選挙管理委員会調べ）。また、同日には西区と南区で市議補選が、堺区では永藤氏の辞職に伴う大阪府議補選が行われます。
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