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「東京オープンデータデイ2016」検討会で丁々発止の議論 (2015/12/2 政治山)

 年に一度、世界で同時にイベントを開催するオープンデータの東京でのお祭り「東京オープンデータデイ2016」が、2016年3月5日を中心に開催されます。その検討会が11月30日、中野区役所で行われ、各自治体の広報課長や協賛・後援企業の担当者ら約30人が参加しました。

自治体・企業の担当者が集まり活発な議論が展開された検討会

自治体・企業の担当者が集まり活発な議論が展開された検討会

地域の魅力発信型か、課題解決型か

 オープンデータデイとは、世界中の国や都市などの公共機関が取り組んでいるオープンデータ政策を支援し、誰もが自由に使うことができるデータの利用を促進するためのイベントを世界で同日開催するお祭りです。

 当日は、決められたテーマについて様々な立場の人が対話によってデータ活用のアイデアを出し合い、行政サービスやビジネスモデルを構築します。こうした試みはアイデア(Idea)とマラソン(Marathon)を掛け合わせたアイデアソン(Ideathon)と呼ばれます。

 日本での開催は今回で4回目。2013年は国内8会場、2014年は32会場、2015年は62カ所の会場で約1800人の方々が参加し、今回はさらに増えることが予想されます。

 検討会では、今回の東京テーマを地域の魅力発信型にするか、課題解決型にするかで、丁々発止の議論が繰り広げられた結果、「介護と子育て」などいくつかの中心テーマを絞り込み、アイデアソンでの意見を活性化していこうと大きな方向性が決まりました。

SNSでイベント情報を拡散

 オープンデータデイは、アイデアだけでなく、多様な人が集まり、つながる機会でもあります。ツイッターやフェイスブックなどSNSによるイベント情報の拡散が功を奏しています。今回もバズる(口コミで話題になる)コンテンツとなれるよう、主催する一般社団法人オープン・ナレッジ・ファウンデーション・ジャパンが下記の登録フォームからの参加を呼び掛けています。

■オープンデータデイ 2016 国内開催地登録フォーム

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