数字で選挙を振り返る2014
総勢9036人が立候補し、6280人が当選 （2014/12/29 政治山）
28日に南知多町長選（愛知県）、福津市議会議員選挙（福岡県）が行われ、今年の選挙はすべて終了しました。政治山で収集した選挙と候補者の情報をもとに、数字で2014年の選挙を振り返ります。
2014年には897の選挙が行われ、延べ9036人が立候補し、6280人が当選を果たしました。立候補した人が当選する確率は69.49％で、現職または前職の再選率は72.62％（4440人）でした。
立候補者に占める女性の割合は10.74％で943人、うち当選したのは582人で62.04％となりました。男性よりも女性の方が圧倒的に候補者数が少なく、当選確率もやや低い現状は、政界での女性の活躍の難しさを如実に物語っています。
得票数を見てみると、首長選で最も多くの票を獲得して当選したのは都知事選に立候補した舛添要一氏で211万票、反対に最も多くの票を獲得して落選したのは同じく都知事選に立候補した宇都宮健児氏で98万票でした。
議会議員選挙では当選者では沖縄県議選の補選に立候補した比嘉瑞己氏の74427票が最も多く、落選者では同じく沖縄県議選の補選に立候補した山川典二氏の61943票が最多となりました。
続いて最低得票数での当選者を見てみると、首長選では野迫川村長選（奈良）の角谷喜一郎氏の332票、議会議員選挙では渡名喜村議選（沖縄）の22票でした。
選挙もいろいろ。数字で振り返ってみると、当落以外にも興味深い事実に気づくことができます。政治山が蓄積するデータベースに、今後もご期待ください。
