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【海外】ドイツ総選挙:メルケル首相-大連立の可能性を排除せず  ネット選挙ドットコム 2013年9月20日

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野党側との接戦を想定して

ドイツのメルケル首相は16日、フランクフルター・アルゲマイネ紙のインタビューで、9月22日の総選挙後、社会民主党(SPD)と再び大連立を組む可能性を排除しないとの考えを示した。

また首相は、「キリスト教民主同盟(CDU)と自由民主党(FDP)による政権の継続が望ましい」としながらも、選挙戦は野党側との接戦になるとみている。それゆえに、SPDとの大連立の可能性も完全には排除できないということだ。

Image:by Michael Panse

世論調査

ドイツ国営放送ARDの最新世論調査によると、CDU/CSU(キリスト教社会同盟)は前回(8月1日)の調査と変わらず42%だった。SPDとFDPも前回と同様で、それぞれ25%と5%だった。緑の党(die Grüne)は1ポイント減で12%。

左翼党(die Linke)は1ポイント増の8%で、海賊党(die Piraten)は3%のままだった。CDUとFDPは合わせて47%となり、SPDと緑の党、左翼党の野党勢を合わせた45%よりわずかだがリードしている。

ドイツ国営放送ZDFの最新世論調査によると、CDU/CSUは前週より1ポイント伸ばし41%で、それに対しSPDは2ポイント減の25%だった。FDPは前週と変わらず5%、緑の党は1ポイント減の13%だった。

左翼党は1ポイント増の8%、海賊党は3%と変化がなかった。連立与党と3野党の両陣営とも46%で同率である。

憶測を一蹴

インタビューのなかで、メルケル首相は、「再選後、首相職を早期退陣するのではないか」という憶測を一蹴し、3期目の首相就任に向けて意欲を語った。

ARDによる世論調査は13、14日に1000人の有権者を対象に電話で調査された。ZDFによる世論調査は、13~15日の3日間、1316人の有権者を対象に電話で調査された。

▼外部リンク

フランクフルター・アルゲマイネ紙(Frankfurter Allgemeine Zeitung)
http://www.faz.net/aktuell/

ドイツ国営放送ARDターゲスシャウ
http://www.tagesschau.de/inland/

ドイツ国営放送ZDFホイテ
http://www.heute.de/

提供:ネット選挙ドットコム

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