[茨城県]「イノシシ狩猟コンテスト」を開催 (2020/4/8 株式会社ぎょうせい)
茨城県(293万6200人)は、20年2月15日まで「イノシシ狩猟コンテスト」を開催している。県内ではイノシシなどの農作物被害が深刻化し、市街地に出没して県民生活を脅かす事故も発生。一方で狩猟者の減少と高齢化に伴い、捕獲の担い手確保が課題となっている。そのような中、狩猟の意義や役割を広く発信して県民の理解を深め、担い手確保のきっかけにするのがねらい。
応募対象は県内の「令和元年度狩猟者登録」者で、県内の狩猟で捕獲したイノシシの体長等が分かり、捕獲者が一緒に写った写真を応募用紙に貼付して応募する。最も大きなイノシシの捕獲者には最優秀狩人賞(副賞10万円相当)、女性参加者の中で1位には狩りガール賞(副賞5万円相当)などを贈呈する。表彰式は3月下旬に開催する予定。
(月刊「ガバナンス」2020年2月号・DATA BANK2020)
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