[神戸市]起業家と連携して地域課題を解決 (2018/1/20 株式会社ぎょうせい)
神戸市(154万7900人)は、地域・行政の課題をITスタートアップ(起業家または起業家候補者)と市職員が協働して解決する新たなプロジェクト「アーバンイノベーション神戸」を始めた。
募集したテーマは、「本当に必要な救急要請に応えられる仕掛けづくり」と「意識せずに健康行動が習慣化される仕掛けづくり」。最大5人までの起業家チームを対象にアイデアを募り、チームの優秀度、課題の理解度、職員との協調性、新規性・創造性、継続性・収益性を基準に審査する。採用されたチームは12月上旬から来年2月下旬にかけて市の担当職員と共同開発を行い、3月下旬から試行導入・実証実験を実施する予定。市は開発のための支援金(上限50万円)も提供する。
(月刊「ガバナンス」2017年12月号・DATA BANK2017)
-
株式会社ぎょうせいは、1893年(明治26年)の創業以来、当社は各行政分野の専門法規集、都道府県・市区町村例規集など多数の行政・自治分野に関わる書籍を発行してきました。「月刊ガバナンス」は、自治体職員の総合情報誌として2001年(平成13年)に創刊し、自治体職員の皆様をはじめ、議員や地方自治に携わる多くの方々にご愛読いただいています。
- 関連記事
- ごみ屋敷に“法の網” 条例制定へ 氏名公表、代執行も
- ネコ殺処分ゼロへ 神戸市の取組みから殺処分ゼロへの解決法を考える
- 塩谷町「町民全員会議」にみる、「学びとコミュニケーション」でつくる地方政治の新手法
- 姫路市の魅力とは?タウンミーティングで住みやすいまちづくりを
- 移住者と住民が立ち上げた「かづのclassy」とは