[新潟・村上市]市内金融機関と創業支援の連携協定を締結 (2016/4/22 株式会社ぎょうせい)
新潟県村上市(6万4600人)は、仕事や新たなモノの流れを創出することを目的に、市内での起業や創業の支援を進めるため、市と市内の九つの金融機関による連携協力協定を締結した。
市が行う創業支援のための交付金制度に、金融機関の持つ優れた審査能力やコンサルティングの力をプラスすることで、創業支援制度を強力に推し進める体制を構築する。
協定により、市内に多様な職種の仕事が生まれ、市内外から創業を希望する事業者が発生する可能性があり、若者のUターンや地域活性化が期待できる。同時に、創業後に金融機関の専門的なフォローアップなどが可能となり、経営の安定化を図ることにもつながる。
市内のほとんどの金融機関と同時に連携協定を締結するのは、県内でも珍しい。官民共同で地域活性化に向けた取組みを進めていく。
(月刊「ガバナンス」2016年4月号・DATA BANK2016)
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