[福井・鯖江市]市が主体のクラウドファンディングを設立 (2015/2/27 株式会社ぎょうせい)
福井県鯖江市(6万9000人)は、クラウドファンディング事業を実施している。
クラウドファンディングは、アイデアを実現するために必要な経費を、アイデアに共感した不特定多数の人々から集める資金調達手段。HPやSNSを活用して少額からの資金提供を呼びかけるため資金調達のリスクを低減することができる。
(株)サーチフィールドが提供する「FAAVO(ファーボ)」というクラウドファンディングを活用し、同市が地域のFAAVO事業を担う「エリアオーナー」になることで「FAAVOさばえ」を実施・運営する。
「FAAVOさばえ」は購入型のクラウドファンディングで、支援額に応じて開発商品など金銭以外のリターンがあるが寄附金控除が受けられない。ただし、市の提案事業に関してはふるさと納税制度を併用することでリターン品か寄付金控除かを選択できるようにした。市の事業等の資金調達に活用していく。
(月刊「ガバナンス」2015年2月号・DATA BANK2015)
- 株式会社ぎょうせいは、1893年(明治26年)の創業以来、当社は各行政分野の専門法規集、都道府県・市区町村例規集など多数の行政・自治分野に関わる書籍を発行してきました。「月刊ガバナンス」は、自治体職員の総合情報誌として2001年(平成13年)に創刊し、自治体職員の皆様をはじめ、議員や地方自治に携わる多くの方々にご愛読いただいています。