[大分県]火山噴火の安全対策連絡会を設置 (2015/2/24 株式会社ぎょうせい)
大分県(119万7800人)は、火山噴火の安全対策連絡会を設置した。
県のほか大分地方気象台、別府市、由布市、竹田市など活火山のある自治体が参加。初回の会合では、監視体制の強化、火山情報の伝達方法、登山者の安全確保といった三つのテーマについて話し合われた。
これまで周辺住民の避難に重点が置かれていたが、御嶽山の噴火で多くの登山者が被災したことを受け、登山者向けの火山防災リーフレットの作成や避難計画の策定を行うことを確認した。課題となっている登山届の提出率の向上についても、記入部分の簡素化やポストの増設などを検討することにした。
(月刊「ガバナンス」2015年2月号・DATA BANK2015)
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