[兵庫・香美町]魚食普及促進条例(とと条例)を制定 (2014/6/18 株式会社ぎょうせい)
兵庫県香美町(2万100人)は、議員提案で「魚食の普及の促進に関する条例」を制定した。
同町は松葉ガニが特産品として知られる漁業のまち。条例は水産物の消費量減少を食い止めるのがねらいで、町、漁業者・事業者の役割、町民の協力を定めている。町は、魚食の普及の促進に必要な措置を講ずるとともに、学校給食に香美町産の魚や水産加工品を用いるよう努めるとし、町民には家庭において栄養バランスに優れた食生活を心がけ、魚の利用消費に取り組むよう求めている。また、毎年10月を魚食普及月間、毎月20日を「魚(とと)の日」と定めた。
(月刊「ガバナンス」2014年6月号・DATA BANK2014)
- 株式会社ぎょうせいは、1893年(明治26年)の創業以来、当社は各行政分野の専門法規集、都道府県・市区町村例規集など多数の行政・自治分野に関わる書籍を発行してきました。「月刊ガバナンス」は、自治体職員の総合情報誌として2001年(平成13年)に創刊し、自治体職員の皆様をはじめ、議員や地方自治に携わる多くの方々にご愛読いただいています。