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ペンス副大統領は北朝鮮高官と会う予定なし=米国務省  株式会社フィスコ 2018年2月9日

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米国務省は現地時間7日、平昌(ピョンチャン)冬季五輪のために韓国へ向かう米ペンス副大統領が、北朝鮮当局者と会う予定はないことを明らかにした。

マイク・ペンス副大統領とレックス・ティラーソン国務長官が9日の五輪開会式の前に、二国間の高官の接触の是非について確認した結果だという。

国務省ヘザー・ナウアート報道官は7日、副大統領の訪問について「米韓同盟の強さをさらに証明し、北朝鮮政権に対する最大限の圧力が最重要であることを強調するため」と述べた。

報道官はまた、副大統領が北朝鮮の反人道的な権利乱用についてもあらめて懸念を示す意向だという。

米トランプ大統領は2月3日、大統領執務室に脱北者6人を迎えて話を聞いた。「信じがたく、感銘を受ける」と述べ、政権側が北朝鮮金正恩体制による人道犯罪について、関心を示していることを強調した。

報道官は、北朝鮮が核の放棄を約束しなければ対話のテーブルにつかないという「米国の政策に変更はない」と強調した。

日本時間6日夜、ペンス副大統領は横田飛行場に到着した。7日午前に防衛省を訪問し、同日午後は安倍首相と会談する。平昌五輪開催を控え、両国で核・ミサイル開発を続ける北朝鮮へ圧力路線を維持する方針をあらめて確認する見通しだ。8日には韓国に向けて出発する予定。

(編集・甲斐天海)

【ニュース提供・大紀元】

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