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ビットコイン—米決済大手VISA、新しい企業間国際決済サービスでブロックチェーンを利用へ 株式会社フィスコ 2016年10月24日
米決済大手のビザ社は22日、ブロックチェーン技術を採用した新たな企業間国際決済ネットワークサービス「ビザB2Bコネクト」の運用を来年より開始すると報じられている。出資先のチェーン社と共同開発しているという。
ビザB2Bコネクトを用いることによって、顧客企業とその取引先の金融機関は、小切手を使用したりコルレス銀行等を仲介したりせずに、国際決済における支払い・受け取りが、ほぼリアルタイムで完結できるようになる。現在、こういった企業間の国際決済分野では、国際銀行間通信協会(SWIFT)のネットワークがシェアを握っているが、ビザ社は、これらのメリットを加盟銀行経由で顧客企業に訴求することで、SWIFTの牙城切り崩しを狙う。
ブロックチェーン技術は、仮想通貨「ビットコイン」でその存在が知られるようになった分散型コンピューターネットワークシステムの一種であり、現在はその応用範囲が拡大し続けている。
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