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ベネズエラ:節電目的で公務員週2日勤務、インフレ率は1642%まで上昇も 株式会社フィスコ 2016年4月28日
原油安の進行で苦しんでいる産油国ベネズエラでは、干ばつの発生でインフレ率が一段と進むと予測されている。一部では、今年のインフレ率が1642%まで上昇する恐れがあるとみている。原油の輸出は全体の9割以上を占めているベネズエラでは、財政悪化や物資不足が目立っており、政府が経済統計の発表を一時中止しているという。
また、干ばつの発生で同国の電力不足が一段深刻な状態に陥っており、政府は公務員に対し、週2日のみ出勤し、最低2週間継続するという指示を出している。ただ、職員が帰宅した後も電気製品などを使用するため、同措置の有効性を疑問視する声が相次いでいる。
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