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政治から読み解く【経済と日本株】民進・玉木議員:ニューヨーク市長もTPP大反対ですね 株式会社フィスコ 2016年4月14日
民主党政権時代の2010年に当時の菅直人首相は、APECの最高経営責任者(CEO)サミットであいさつし、環太平洋経済連携協定(TPP)の交渉参加に向けて「関係国との協議を開始する」と表明している。アジア太平洋地域を中心に「高いレベルでの経済連携」を進めるため、「平成の開国」を実現すると強調していた。
ただし、TPPの中身の多くは米国の利害関係と一致し、日本の利益に反するものであることが明らかとなった。自民党は2012年12月の総選挙でTPPに反対する意向を表明したが、政権交代を機にTPPを積極的に推進する立場へと変わった。TPPは米国でも問題視されており、議会承認を得ることは難しいことから、内容を大幅に変更して改めて最初から協議する可能性が浮上している。現在の民進党はTPPの中身が大幅に変わっても支持する可能性は低いとみられている。
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- 株式会社フィスコは、投資支援サービス等を提供するプロフェッショナル集団です。2013年4月19日に、インターネットを使った選挙活動を解禁する公職選挙法の改正に伴う新たなコンテンツ提供を発表し、各政治家の発言要約や影響分析のコンテンツ提供を開始しており、その付加価値向上に取り組んでいます。