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世界のタックス・ヘイブン、米国もリスト入り  株式会社フィスコ 2016年4月11日

関連ワード : アメリカ 金融経済 

オフショア問題を研究する専門家によると、ケイマン諸島やパナマなどタックス・ヘイブン(租税回避地)に比べると、米国の一部州ではオフショア企業の設立条件がより緩和的な基準で設けられている。多くの州では、ペーパーカンパニーを設立する際、パスポートや免許書など身分証明書の提出が要求されていない上、業者は企業の受益者リストもチェックしないという。

専門家は、一部費用を追加すれば、業者側が名義上の企業受益者を貸すことができるため、実際の企業オーナーが身分を隠すことが可能になると指摘した。米国がタックス・ヘイブンになれる主要な理由について、米国が国際情報開示義務に加入していない上、スイスなどに比べ、富裕層に対する監督基準も緩めに設定されていると挙げられている。

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株式会社フィスコ
株式会社フィスコは、投資支援サービス等を提供するプロフェッショナル集団です。2013年4月19日に、インターネットを使った選挙活動を解禁する公職選挙法の改正に伴う新たなコンテンツ提供を発表し、各政治家の発言要約や影響分析のコンテンツ提供を開始しており、その付加価値向上に取り組んでいます。
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