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政治から読み解く【経済と日本株】民主・原口氏:マイナス金利で銀行が預金金利引き下げの動き 株式会社フィスコ 2016年2月3日
民主・原口氏は「マイナス金利で銀行が預金金利引き下げの動き 日銀の当座預金、しかもごく一部の新規預け入れ分からマイナス金利が付くのに預金者に払う金利を下げるというのか。便乗利下げではないのか。政治献金も復活させてやりたい放題?」と話した。(2/3)
一部で懸念されていたようにマイナス金利導入の影響が表面化しつつある。預金金利の引き下げを通じて金融機関が顧客にコストを転嫁する動きが出ている。普通預金や定期預金の金利はすでにほとんどない状態が続いているが、さらなる利率引き下げで当座預金と変わらない状況となりそうだ。預金者の不満が強まることは確実だが、日銀はマイナス金利の下げ幅を拡大する可能性がある。政府債務の軽減につながるだけの措置でデフレ状態に逆戻りする可能性がある。株式市場にとっても歓迎できない展開となるかもしれない。
<MK>
- 株式会社フィスコは、投資支援サービス等を提供するプロフェッショナル集団です。2013年4月19日に、インターネットを使った選挙活動を解禁する公職選挙法の改正に伴う新たなコンテンツ提供を発表し、各政治家の発言要約や影響分析のコンテンツ提供を開始しており、その付加価値向上に取り組んでいます。