政治から読み解く【経済と日本株】維新の党柿沢幹事長：今回の政府のペーパーで安保法制の憲法適合性が示されたとは言えない 株式会社フィスコ 2015年6月9日
維新の党の柿沢幹事長は「いずれにしても、今回の政府のペーパーで安保法制の憲法適合性が示されたとは言えない。菅官房長官は合憲という学者もいっぱいいると言っておられるのだから、憲法の範囲を逸脱しているとする憲法学者と歴代法制局長官とともに、国民に見える安保特集中審議の場で議論したら良いと思う。」とツイート（6/9)。
柿沢氏は、「違憲立法審査権は最高裁にあり、与党でも野党でも政府でもない。」と指摘しており、党が主張している憲法裁判所の設置には相応の正当性があることを示唆している。自民党は憲法に適合するとの見解をまとめたようだが安保法制を巡る与野党の対立は簡単には解消しないとの見方が広がっている。国内政局の流動化につながる可能性もあり、株式市場にとってはマイナス材料となりうる。
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