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環太平洋経済連携協定(TPP)の為替条項懸念  株式会社フィスコ 2015年3月4日

関連ワード : TPP 安倍内閣 金融経済 

ドル・円は、本田内閣官房参与が「120円を上回るドル高・円安は支持できない」と述べたことで上げ渋る展開となっている。

安倍政権は、対内的には、4月の統一地方選挙に向けて、原材料費高騰に苦しむ地方企業への対応策、対外的には、難航する環太平洋経済連携協定(TPP)交渉を受けた米国企業への対応策、として、円安を抑制する発言を繰り返している。

米国議会では、海外の通貨安に伴う損害賠償請求を企業に認める法案が提出され、環太平洋連携協定(TPP)といった通商協定に為替操作に対する制裁条項を加えることを求める動きもある。

安倍政権の円安抑制は、環太平洋経済連携協定(TPP)協議が決着するまで続く可能性に要警戒なのかもしれない。

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株式会社フィスコ
株式会社フィスコは、投資支援サービス等を提供するプロフェッショナル集団です。2013年4月19日に、インターネットを使った選挙活動を解禁する公職選挙法の改正に伴う新たなコンテンツ提供を発表し、各政治家の発言要約や影響分析のコンテンツ提供を開始しており、その付加価値向上に取り組んでいます。
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