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政治から読み解く【経済と日本株】:「IRは横浜と大阪の2か所で開業を目指すと報道」 株式会社フィスコ 2015年2月19日
一部報道で、政府はカジノを中核とした統合型リゾート(IR)に関して、2020年の東京五輪・パラリンピックまでに横浜市と大阪市の2か所で開業を目指す方針を固めたと報じられている。候補地には、全国20か所以上が名乗りを上げていたが、2020年を考慮した際、再開発計画などで適地のある横浜と大阪が適任と判断したもよう。
横浜市は山下ふ頭、大阪市は夢洲ゆめしまがそれぞれ候補地として本命視されているようだ。このニュースを受けて、東京市場では、金銭機械<6418>、テックファーム<3625>といった関連銘柄の一角に関心が集まっている。
今国会での法案成立を目指すとされていることだが、候補地選定のニュースが伝わったことでIR議連(国際観光産業振興議員連盟)も動きやすくなったとの見方。今後はギャンブル依存症への懸念などへの対応策が議論されそうだ。一方、候補地として話題となっていた東京のお台場や長崎や宮崎、沖縄などはややトーンダウンといった格好に。
<MT>
- 株式会社フィスコは、投資支援サービス等を提供するプロフェッショナル集団です。2013年4月19日に、インターネットを使った選挙活動を解禁する公職選挙法の改正に伴う新たなコンテンツ提供を発表し、各政治家の発言要約や影響分析のコンテンツ提供を開始しており、その付加価値向上に取り組んでいます。