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政治から読み解く【経済と日本株】:藤田憲彦氏「ギリシャの資金繰りが危ない状況」 株式会社フィスコ 2015年2月6日
前衆議院議員の藤田憲彦氏が、ブログで「ギリシャの資金繰りが危ない状況になってきました。ギリシャの金融危機については、難しいファイナンスの専門用語が飛び交うので難しく感じるのですが、会社で言えば、銀行から追加融資を受けられるかどうかが厳しくなり、運転資金に行き詰まりかねない状況だということです。(続く)」とコメントしている。
ギリシャ問題で欧州経済は揺れているが、1月に炸裂したドラギバズーカの効果からか主要株式指数は強い動きを示している。不安定なのは今のところギリシャ株とギリシャ国債ぐらいで、イタリア、スペインなど南欧債券の利回りは安定している。
こうした側面から判断するとギリシャ問題の影響は今のところ限定的と言える。もめにもめた3年前、ギリシャはユーロ離脱寸前までいったことから、その時と今を比較するとそこまでの緊張感を市場は持ち合わせていないとの見方。決して楽観視はしていないが、過度な警戒感が不要といったところか。
<MT>
- 株式会社フィスコは、投資支援サービス等を提供するプロフェッショナル集団です。2013年4月19日に、インターネットを使った選挙活動を解禁する公職選挙法の改正に伴う新たなコンテンツ提供を発表し、各政治家の発言要約や影響分析のコンテンツ提供を開始しており、その付加価値向上に取り組んでいます。