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政治から読み解く【経済と日本株】:平将明氏「テーマは金融政策・財政政策・成長戦略・地方創生」 株式会社フィスコ 2015年2月4日
衆議院議員の平将明氏が「虎ノ門ヒルズで“ポリシーウォッチ”のシンポジウム。パネリストで参加。テーマは金融政策・財政政策・成長戦略・地方創生など。奥から竹中平蔵さん、ロバート・フェルドマンさん、冨山和彦さん、野村修也さん、松原聡さん、私。最後は委員会答弁のような展開になりましたが、有意義な議論でした。」とFacebookでコメントしている。
今シンポジウムのテーマは「金融政策」「財政政策」「成長戦略」「地方創生」と全てアベノミクスの肝と言える内容だ。脱デフレへの一番の近道とも言える「金融政策」はここまで十分に機能していると言えよう。3月末に行われる日銀審議委員交代では、リフレ派の原田泰早稲田大学教授の就任が伝わっている。現副総裁の岩田規久男氏とともにバブル期などの日銀金融政策を批判していたことで有名な方だ。想定では、現在の日銀金融政策を踏襲すると見られる。
一方、手厳しい評価となっているのは「成長戦略」だ。海外投資家は「成長戦略」の実行力を訝しげに見ているもよう。とりわけ、農業、雇用、医療など岩盤規制の緩和に注目が集まっている。本日は一部報道で「有給休暇5日、消化義務」「JA全中、社団法人に」と伝わった。ともに雇用、農業に関する重要な内容と言えよう。本日の株高は原油価格上昇が材料といわれているが、ひょっとすると本日の報道を材料視した海外勢の動きも多少入っているのかもしれない。
<MT>
- 株式会社フィスコは、投資支援サービス等を提供するプロフェッショナル集団です。2013年4月19日に、インターネットを使った選挙活動を解禁する公職選挙法の改正に伴う新たなコンテンツ提供を発表し、各政治家の発言要約や影響分析のコンテンツ提供を開始しており、その付加価値向上に取り組んでいます。