政治から読み解く【経済と日本株】:中西健治氏「予算案では国債の発行金利は1.8%」  |  政治・選挙プラットフォーム【政治山】

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
トップ    >   記事    >   フィスコ    >   政治から読み解く【経済と日本株】:中西健治氏「予算案では国債の発行金利は1.8%」

政治から読み解く【経済と日本株】:中西健治氏「予算案では国債の発行金利は1.8%」  株式会社フィスコ 2015年2月3日

関連ワード : 中西健治 金融経済 

参議院議員の中西健治氏が「本日内閣に提出した質問主意書の2通目。予算案では国債の発行金利が1.8%と設定されている。市場実勢とかけ離れている。慎重な前提をおくことは結構だが、問題は財務省の説明が毎年変わることと余ったお金を補正予算の財源として使ってしまうこと。」とツイートしている。

15年度予算案で国債発行額が6年ぶりに40兆円を下回ると話題となったが、メインの10年国債の調達金利となる長期金利を1.8%と想定した点も市場は注目している。0.2-0.3%の実勢金利を大幅に乖離していることから、利払い費は政府想定を1兆円ほど下回る可能性がある。政府は「急な金利上昇に対応するため」としているが、日銀が積極的な国債買入を行っている状況下、1.8%まで金利が上昇することは「金融緩和政策の失敗」を意味する。

<MT>

株式会社フィスコ
株式会社フィスコは、投資支援サービス等を提供するプロフェッショナル集団です。2013年4月19日に、インターネットを使った選挙活動を解禁する公職選挙法の改正に伴う新たなコンテンツ提供を発表し、各政治家の発言要約や影響分析のコンテンツ提供を開始しており、その付加価値向上に取り組んでいます。
関連ワード : 中西健治 金融経済