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政治から読み解く【経済と日本株】:菅原一秀氏「NY原油が1バレル50ドル割れ」 株式会社フィスコ 2015年1月6日
衆議院議員の菅原一秀氏が「NY原油が1バレル50ドル割れ。1年で半額になり、シェール革命の進行により中東の行方がさらなる不安定化とロ中関係連携強化の予測。」とツイートしている。
原油価格が一気に下げ幅を広げたことなどから、NY株式市場では石油メジャーなど資源関連が総崩れとなっている。欧州市場への懸念なども加わったことで、NYダウは300ドル超の下げとなり、日経平均は前日比500円ほどのきつい下げを見せている。
原油価格が不安定な動きを見せる背景としては、サウジアラビアの影響力が大きい。サウジアラビアのアブドラ国王が昨年末、検査のために首都リヤドの病院に入院した。容態は明らかとなっていないが、90歳と高齢なことから容態が心配されている。05年にファハド国王の死去に伴い国王に就任。ただ、96年にファハド国王が脳卒中で倒れて以来、事実上、国の実権を握っていた。大規模な教育・インフラ改革に取組むなど存在感のある国王なだけに、国王の容態はサウジアラビアの方向性に少なからず影響力を与えそうだ。
<MT>
- 株式会社フィスコは、投資支援サービス等を提供するプロフェッショナル集団です。2013年4月19日に、インターネットを使った選挙活動を解禁する公職選挙法の改正に伴う新たなコンテンツ提供を発表し、各政治家の発言要約や影響分析のコンテンツ提供を開始しており、その付加価値向上に取り組んでいます。