政治から読み解く【経済と日本株】：阿部知子氏「民主野田政権の解散然り、安倍総理の頭も国民不在」 株式会社フィスコ 2014年11月14日
衆議院議員の阿部知子氏は「安倍総理の解散風、国民にさっぱり解らない。まして年末、中小企業にはとりわけ厳しい年の瀬に、解散とは何事か。民主野田政権の解散然り、安倍総理の頭も国民不在。それでも国民が持つ一票はやみくもな金融緩和と公共投資に反対、消費増税凍結、原発再稼働反対、格差是正、そして何より平和の一票を。」とツイートしている。
週明けの17日に7-9月期GDP速報値が発表された後、18日辺りに安倍首相は衆議院解散を明言するのではないかと伝わっている。スケジュールとしては、12月2日公示、14日投開票が有力とされており、2年前の野田元総理による衆議院解散とほぼ同じようなスケジュールとなる公算だ。
一部試算によると選挙には700億円ほどかかると見られているが、もちろん税金である。阿部氏のコメント通り、師走の忙しいなか選挙が実施されることで、選挙実施におけるマイナスの影響も懸念されよう。野党の準備が整わないうちに解散といった流れとなりそうだが、株式市場では解散総選挙といった政局への思惑買いが続いている。株式市場もネガティブなところにはあえてスポットを当てない様子。
＜MT＞
-
- 株式会社フィスコは、投資支援サービス等を提供するプロフェッショナル集団です。2013年4月19日に、インターネットを使った選挙活動を解禁する公職選挙法の改正に伴う新たなコンテンツ提供を発表し、各政治家の発言要約や影響分析のコンテンツ提供を開始しており、その付加価値向上に取り組んでいます。
