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政治から読み解く【経済と日本株】:蓮舫氏「補正予算の必要性?」 株式会社フィスコ 2014年10月30日
参議院議員の蓮舫氏は、「衆議院予算委員会。今の質問者は「補正予算の必要性」を総理に訴えているが、24年度補正、25年度補正はまだ未消化。今年度本予算ももちろん未執行分がある。需要が高く、予算が切れた事業の提示をもって補正予算の必要性を主張するのならば理解するが、全体論としての要求は理解出来ない。」とツイートしている。
今年も残り2ヶ月僅かとなったことで、年内最大の懸念事項と言われる消費再増税の話が活発化してきた。一部報道では、安倍首相が関係閣僚に経済対策を盛り込んだ14年度補正予算の指示を出したと報じられている。4月の消費増税に伴う消費低迷の長期化への対策とのこと。
11月17日に発表される7-9月期GDP速報値などが消費再増税のポイントとされているが、安倍首相の周辺からも先送りの声は聞かれる。市場では、消費再増税を先送りすれば、一時的には株高となる可能性はあるが中長期的には売り要因との見方。先送りとなればアベノミクスの失敗とも捉われることで、年末にかけて日本市場はセンシティブな事案のクリアが迫られることとなる。
<MT>
- 株式会社フィスコは、投資支援サービス等を提供するプロフェッショナル集団です。2013年4月19日に、インターネットを使った選挙活動を解禁する公職選挙法の改正に伴う新たなコンテンツ提供を発表し、各政治家の発言要約や影響分析のコンテンツ提供を開始しており、その付加価値向上に取り組んでいます。