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政治から読み解く【経済と日本株】:阿部知子氏「労働者派遣法改正案が審議入り」 株式会社フィスコ 2014年10月29日
衆議院議員の阿部知子氏は「労働者派遣法改正案が審議入り。派遣という働き方が日本に導入されて約三十年、正社員として働く人の数は減り派遣は増える一方。派遣は専門性があって時給が高いという、当初のうたい文句はなく、企業が安く使い捨てにできる労働力。民主、維新が同一労働、同一賃金の対案を出すが、せめて、である。」とツイートしている。
閣僚問題にスポットが当たりがちとなっているなか、28日、労働者派遣法改正案が衆議院本会議で審議入りとなった。企業が派遣社員を受け入れる期間の上限を事実上無くす内容となっているが、野党側は雇用の不安定化を懸念しており対決姿勢を強める様子。
野党側は派遣社員が正社員になれなくなると批判しており、改正案を対決法案に位置付けるとのこと。安倍首相が本会議で答弁するとのことだが、来月上旬にAPEC出席を控えていることから政府・与党はその前の衆院通過を目指すとしている。十分な審議を進めることができるか微妙な状況にあり、今国会での成立は不透明とのこと。
<MT>
- 株式会社フィスコは、投資支援サービス等を提供するプロフェッショナル集団です。2013年4月19日に、インターネットを使った選挙活動を解禁する公職選挙法の改正に伴う新たなコンテンツ提供を発表し、各政治家の発言要約や影響分析のコンテンツ提供を開始しており、その付加価値向上に取り組んでいます。