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政治から読み解く【経済と日本株】:松田公太氏「ルールはルール」 株式会社フィスコ 2014年10月20日
参議院議員の松田公太氏は、松島法相辞任に関して「今回、新閣僚として就任した松島みどりさんが適任かについて最初に「?」が付いたのが「赤いストール問題」でした。私が提起したのですが、その意図は「何十年も前に作られたあやふやな規則は今後も問題の火種になる可能性が有るので、変えるべきだ」というだけのものでした。しかし、どんなに古めかしい(どうでも良いじゃないか!)と思えるような、組織内の規則だったとしても、ルールはルール。」とブログでコメントしている。
「それを勝手に破って良いわけがありません。勿論、私もストールを議場に持ち込むことはしません。アントニオ猪木さんも素直に外しました。ちゃんと理事会で話し合い、規則を変えるというプロセスがまず必要なのです。それを「知らなかった」と言ったり、「私のは(ストールでは無く)スカーフ」と言ったり、「衆議院の規則としては知っていた(問題を指摘したのは参議院でしたので)」と言ったり、その場しのぎで話しが二転三転することによって、大臣としての適性に対する懐疑的な見方が広がってしまったのです。」とコメントしている。
松田氏は「団扇問題」に関してもコメントしているが、本日は朝方に小渕経産相も辞任していることから、1日に二人の閣僚が辞任する非常に珍しい日となった。経済最優先を掲げている第2次安倍内閣としては初の閣僚辞任を受けて、東京市場では警戒視する見方もあったが、日経平均は上げ幅を広げ今年最大の上昇率となった。東証一部の値上がり銘柄数は過去最高となるなど、閣僚辞任の影響は限定的というよりもほぼ皆無という結果に終わった。
<MT>
- 株式会社フィスコは、投資支援サービス等を提供するプロフェッショナル集団です。2013年4月19日に、インターネットを使った選挙活動を解禁する公職選挙法の改正に伴う新たなコンテンツ提供を発表し、各政治家の発言要約や影響分析のコンテンツ提供を開始しており、その付加価値向上に取り組んでいます。