安倍政権の「トリプルA」による円安牽制?  |  政治・選挙プラットフォーム【政治山】

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安倍政権の「トリプルA」による円安牽制?  株式会社フィスコ 2014年10月6日

関連ワード : TPP 安倍晋三 甘利明 金融経済 麻生太郎 

ドル・円が110円台へ乗せた先週、甘利経済再生担当相が「過度の円高・円安あるいは急速すぎる為替レートの変動は、その国の経済にプラスにならない。為替が円安に進むと、プラスとマイナスがある」と述べた。

本日、安倍首相は、「円安にはプラスの面とマイナスの面がある。円安は輸入価格を押し上げて、中小企業にとってマイナス」と述べた。

麻生財務相は、「ドル・円相場108-109円水準は、特に円安水準とはいえない。リーマン・ショック前の水準に戻っただけ」と述べつつも「(円買いドル売り介入に関して)うかつなことは言えない」という円安を牽制する発言をしている。

環太平洋経済連携協定(TPP)の日米交渉が難航していることで、10月15日前後に発表される米財務省半期為替報告書での円安牽制に要警戒となる。

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株式会社フィスコ
株式会社フィスコは、投資支援サービス等を提供するプロフェッショナル集団です。2013年4月19日に、インターネットを使った選挙活動を解禁する公職選挙法の改正に伴う新たなコンテンツ提供を発表し、各政治家の発言要約や影響分析のコンテンツ提供を開始しており、その付加価値向上に取り組んでいます。
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