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スコットランド独立住民投票とポンド・ドルの「窓」 株式会社フィスコ 2014年9月15日
スコットランド住民投票に関する最新の世論調査は、以下の通りとなっている。
OPINIUM POLL :NO 53%、YES 47%
PANELBASE POLL:NO 51%、YES 49%
ICM POLL:NO 46%、YES 54%
ポンド・ドルは、9月5日の安値1.6287ドルと9月8日の高値1.6235ドルに52ポイントの窓(gap)を空けて1.6053ドルまで続落しており、9月12日に高値1.6272ドルまで反発したものの、窓は埋められていない。
外国為替市場は24時間取引されているので、窓は週末から週初にかけてしか開かないため、テクニカル分析の「窓のルール」は適応し難い。
すなわち、1.7190ドルを起点とするポンド・ドルの下落過程において、今回の窓が、ポンド・ドルが「スコットランド独立」により続落することを示唆する下落トレンド開始の窓なのか、それとも、下落トレンド終了の窓なのか不明である。
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- 株式会社フィスコは、投資支援サービス等を提供するプロフェッショナル集団です。2013年4月19日に、インターネットを使った選挙活動を解禁する公職選挙法の改正に伴う新たなコンテンツ提供を発表し、各政治家の発言要約や影響分析のコンテンツ提供を開始しており、その付加価値向上に取り組んでいます。