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政治から読み解く【経済と日本株】:逢沢一郎氏「レアアースを巡る環境は激変」 株式会社フィスコ 2014年8月28日
衆議院議員の逢沢一郎氏が「レアアースを巡る環境は激変。中国による輸出制限問題を審査してきたWTOの紛争処理上級委は、日米欧の提訴内容を認める最終報告書を。中国の敗訴が確定。WTOの審査中、日本も世界も中国離れ。レアアースを中国に頼らない体制を整備。調達先の分散と代替技術の導入。中国の資源外交は失敗。」とツイートしている(8月11日時点)。
逢沢氏は2週間以上前にレアアース環境について「日本も世界も中国離れ」とコメントしているが、まさにそのような状況となっている。インドは来年2月にもレアアースの対日輸出を開始と報じられた。豊田通商とインド原子力庁の100%子会社が共同生産を開始するが、中国依存からの脱却で価格安定につながるとの見方だ。
輸出量は年間2000トン規模で日本の需要15%に該当する。日本はベトナムなどとも共同開発を進める合意を交わしていることから、安定的な調達に向けてさらに一歩進んだ格好に。
<MT>
- 株式会社フィスコは、投資支援サービス等を提供するプロフェッショナル集団です。2013年4月19日に、インターネットを使った選挙活動を解禁する公職選挙法の改正に伴う新たなコンテンツ提供を発表し、各政治家の発言要約や影響分析のコンテンツ提供を開始しており、その付加価値向上に取り組んでいます。