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政治から読み解く【経済と日本株】:逢沢一郎氏「エボラ出血熱、他にも治療薬はないか」 株式会社フィスコ 2014年8月13日
関連ワード : 逢沢一郎
衆議院議員の逢沢一郎氏が「富士フィルムのインフルエンザ治療薬「ファビピラビル」がエボラ出血熱の治療につかえる可能性が。期待したい。治験臨床試験の準備に。エボラ出血熱は治療薬ワクチンがないとされるなか注目です。他にも治療薬がない感染症などがどの程度存在するのか。確認します。」とツイート(8月10日)している。
今年3月にギニアで始まったエボラ出血熱の流行は、隣国のシエラレオネ、リベリアに拡大。先日は帰国したスペイン人神父が亡くなるなど死者数はついに1000人超となった。WHOは、「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」を宣言し、未承認薬の使用を容認するなど感染拡大防止に躍起となっている。
今のところ、世界経済に対する影響は限定的となっているが、市場関係者の間では顕在化していないリスクとして意識され始めている。市場を襲った大規模感染として記憶に新しいのは、2002-3年にアジアで猛威を奮った重症急性呼吸器症候群(SARS)だ。急成長中の中国経済に水を差すような格好となり、中国、日本などの株価は下落となった。今回のエボラ出血熱の拡大は西アフリカと世界経済に影響与える地域ではないものの、新たな地域での感染拡大となれば市場はその影響に警戒感が高まる可能性はある。
<MT>
- 株式会社フィスコは、投資支援サービス等を提供するプロフェッショナル集団です。2013年4月19日に、インターネットを使った選挙活動を解禁する公職選挙法の改正に伴う新たなコンテンツ提供を発表し、各政治家の発言要約や影響分析のコンテンツ提供を開始しており、その付加価値向上に取り組んでいます。
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