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政治から読み解く【経済と日本株】:福嶋健一郎氏「地政学的リスクへの対応力」 株式会社フィスコ 2014年8月11日
元衆議院議員の福嶋健一郎氏が「さて、ウクライナやガザなど国際情勢の緊張に加えエボラも拡大し、地政学的リスクの顕在化が為替および株価に影響を与えています。政権交代後円安と株高が進んだのは事実なので、今後これらのリスクに適切に対応するための運営が求められています。成長産業へのさらなる取組が必要と思います。」とツイートしている。
先週末の東京市場はオバマ大統領がイラク空爆を限定承認したことをきっかけに下げが加速する展開となった。ただ、ロシアがウクライナ国境での軍事演習を終了させたことで、米国株は反発。週明けの東京市場も大幅な反発推移となっており、日本発の連鎖的な株安はとりあえず回避された格好となっている。
ただ、ウクライナ、ガザ地区、イラクやアフリカ諸国のエボラ出血熱に対するマイナスの影響は払拭されたわけではなく、今後もこうしたニュースが日本株の売り材料と捉えられる可能性は残っている。4-6月期GDP速報値の発表を13日の8時50分に控えていることも影響してか、日経平均は先週末の下落分(-454円)は戻せてはいない。お盆入りで市場参加者が少ないことも上値をおさえる要因となっているようだ。
<MT>
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