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【経済】嵐の前の予想変動率の低迷  株式会社フィスコ 2014年6月23日

関連ワード : アメリカ 金融経済 

ウクライナとイラクで内戦が勃発する可能性が払拭できない中、ニューヨーク株式市場の恐怖指数は、2007年以来となる10%台へ沈静化しており、ドル・円の1ヶ月物予想変動率も、1995年以来の過去最低水準に落ち込んでいる。

イラク情勢では、アフガニスタンとイラクの戦争を終結することを公約していたノーベル平和賞受賞者のオバマ米大統領が、マリキ・イラク首相の空爆の要請を断り、軍事介入に後ろ向きなスタンスを示したことで、最悪の場合は、1975年のサイゴン陥落のようなバグダッド陥落の可能性も高まりつつある。

今週末からラマダンが始まり、7月4日の米国の独立記念日を経て、「8月の砲声」でお馴染みの戦争や金融危機が勃発しやすい8月を迎える。

2007年8月は「パリバショック」により、2008年9月の「リーマン・ショック」への警鐘となったが、株式市場と為替市場のボラティリティーは、現状のように低位安定していた。

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株式会社フィスコ
株式会社フィスコは、投資支援サービス等を提供するプロフェッショナル集団です。2013年4月19日に、インターネットを使った選挙活動を解禁する公職選挙法の改正に伴う新たなコンテンツ提供を発表し、各政治家の発言要約や影響分析のコンテンツ提供を開始しており、その付加価値向上に取り組んでいます。
関連ワード : アメリカ 金融経済