政治から読み解く【経済と日本株】：大村愛知県知事「LEADERS リーダーズ放送」 株式会社フィスコ 2014年3月25日
大村秀章愛知県知事（日本一愛知の会会長）が、「昨夜に続き、今日23日(日)の夜9時から、TBS系列で「LEADERS リーダーズ」が放送されます。佐藤浩市さん演じる主人公・愛知佐一郎が率いる「アイチ自動車」がドッヂラインによる日銀の金融引き締めで苦境に。香川照之さん演じる日銀名古屋支店長肝いりの協調融資成るか。」とツイートしている（ツイートは23日）。
このドラマは太平洋戦争後の日本で、猛烈なインフレが進行するなかアメリカからインフレ退治のため来日したデトロイト銀行頭取のジョセフ・ドッジが行なった金融引き締めという経済情勢が舞台となっている。モデルはもちろんトヨタ自動車だ。
ドッジ・ラインによってインフレは収まったが、その後デフレが進行し「ドッジ不況」が引き起こされた。番組では佐藤浩市氏演じる愛知佐一郎氏（モデルは豊田喜一郎2代目社長）がリストラを巡る組合との攻防の果てに1950年に社長を辞任、その2年後に亡くなっている。
歴史上では、豊田喜一郎氏が社長を退任して僅か20日後、戦後の日本では初の経済成長のきっかけとなる朝鮮戦争が発生した。トヨタはトラック特需で業績は一気に回復。52年には豊田氏の社長復帰が7月の株主総会で決定していたが、同氏は3月に急死し復帰は敵わなかったという史実がある。 ＜MT＞
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