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政治から読み解く【経済と日本株】:達増拓也氏「未来を希望あるものに」 株式会社フィスコ 2014年3月11日
達増拓也岩手県知事が「あれから3度目の3.11。私は岩手県と山田町の合同追悼式に出席します。失われたかけがえのないものに思いを致し、深い悲しみを共有し、震災前の過去を永遠のものとし、未来を希望あるものにしていきたいと思います。」とツイートしている。
東日本大震災から本日で3年となるが、建設会社などの業績を見ると「作業員の人件費が高騰」といった文言をよく目にする。震災発生後まもなく人手不足が原因でガレキ処理が遅々として進まないといった状況が発生した。11年辺りから人件費の上昇は話題となっていたが、安倍政権が推し進める公共工事を意識した国土強靭化計画に2020年の東京オリンピック開催が加わったことで、ゼネコン各社の人手不足は深刻となっている。
また、消費増税前の駆け込み需要でマンション建設ラッシュとなったことも少なからず影響したと思われる。3月に入り消費増税の駆け込み需要が徐々に剥落しマンション建設ラッシュはピークアウトを迎えたとの観測。少しでも被災地の人手不足が解消されることを祈るのみだ。 <MT>
- 株式会社フィスコは、投資支援サービス等を提供するプロフェッショナル集団です。2013年4月19日に、インターネットを使った選挙活動を解禁する公職選挙法の改正に伴う新たなコンテンツ提供を発表し、各政治家の発言要約や影響分析のコンテンツ提供を開始しており、その付加価値向上に取り組んでいます。