政治から読み解く【経済と日本株】：自民西村氏「成長融資貸出基金の拡充・延長は評価」 株式会社フィスコ 2014年2月20日
自民党の西村康稔衆議院議員が、「今回の成長融資貸出基金の拡充・延長などは、日銀の大胆な金融緩和が実体経済に波及するメカニズムを強化するものとして評価。政府の成長戦略の着実な実行とあいまって、日本経済が民間主導で成長軌道に乗っていくのに大きく寄与するもの。」とツイートしている。
昨日夕方に開催された記者会見において、黒田日銀総裁は「貸出増加支援」と「成長基盤強化」の強化・拡充について、「昨年4月にエンジンの馬力を大幅に上げたので、その性能を十分に生かすためにタイヤを強化した」と説明した。
この2本のタイヤは、白川前日銀総裁が残した遺産ともいえる。発表直後、市場関係者の多くは、「いつ設定した内容だったのか」と瞬間的には反応できなかったのではないか。昨日の上昇はアルゴリズムトレードが「倍増」というワードに過剰反応したとの見方だ。追加の金融緩和を期待する声が高まったことで指数の下押しというのは回避されそうだが、15000円を一気にクリアするには材料不足との声も多い。 ＜MT＞
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