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政治から読み解く【経済と日本株】:公明党遠山氏「自動車運転死傷行為処罰法案、本会議可決」  株式会社フィスコ 2013年11月6日

関連ワード : 法律 遠山清彦 

公明党の遠山清彦衆議院議員が、自動車運転死傷行為処罰法案が全会一致により可決されて衆議院を通過したことに対して、「今朝の法務委員会、午後の本会議で可決!良かった!」とツイートしている。

現行の危険運転致死傷罪(最高刑は懲役20年)は対象を「正常運転が困難な状態」に限定している。ただ、立証が難しいことから、自動車運転過失致死傷罪(最高刑は懲役7年)を適用するケースが多く、量刑差が開きすぎているとのことから遺族が法改正を求めていた。

法案以外に目を向けてみると、足元では、アルコールインターロック装置(AI装置)の導入が国土交通省や内閣府で議論されている。AI装置とは、運転者の呼気中の濃度を測定し、規定値を超える場合にはエンジン始動できないようにする飲酒運転防止装置のこと。欧米では既に普及している一方、国内では内閣府が社会実験を実施する段階に留まっているようだ。一部事業者が自主的に導入しているが僅か1000台程度とのこと。AI装置設置の制度化などの議論が進むか注目である。 <MT>

株式会社フィスコ
株式会社フィスコは、投資支援サービス等を提供するプロフェッショナル集団です。2013年4月19日に、インターネットを使った選挙活動を解禁する公職選挙法の改正に伴う新たなコンテンツ提供を発表し、各政治家の発言要約や影響分析のコンテンツ提供を開始しており、その付加価値向上に取り組んでいます。
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